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外国人による日本語スピーチコンテスト

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スピーチ概要(応募時の概要を原文のまま掲載)

日本と中国の言葉の違い

顔 澤洋(がん たくよう) 【中国】

私は中国の山東省より参りました交換留学生です。最初、日本でも中国でも同じ漢字を使う国なので、大きな違いはないと思っていました。しかし、中国語の漢字は一つ一つに意味があり、その字を見ると何を言っているのかすぐわかります。それに対して、日本の漢字には見てもすぐにわからないものが多々あります。

中国にも丁寧語がありますが、中国の丁寧語には一定のルールがあり、覚えるには別段苦労しません。私が日本に来て最初に一番苦労したのは「お《の使い方でした。

アルバイト先の店でまず「お《を付けなさいと言われたので、お客様に「お三階へどうぞ《と言ったところ、皆が笑い出してしまいました。二階のことをみんな「お二階《と言っているので当然三階のことも「お三階《と言ってもいいと私は思いました。また「お《を付けると丁寧と思っていたので、料理をお客さんの前に出すときに「お前に失礼します《と言ったらお客さんがビックリして私の顔を見ていました。そこで「お《を付ける場合と付けない場合を教えてもらいました。「お野菜《「おねぎ《「おいも《「おなす《はありますが、「おかぼちゃ《「おトマト《「おキャベツ《「おもやし《とはいわない。

 

日本語には「君《という言葉もあります。中国語で「君《は相手を尊敬する言葉ですので、丁寧だと褒めてもらいたいと思い、お客さんに「君はご注文どうぞ《と言ったら店長から「何を言っているのか《と注意されました。

また、日本人はよく「すみません《「ごめんなさい《と言っています。別に何でも誤ることがないようなうな時にも「ごめんなさい《と言います。私は「えっ、この人はどんな悪いことを私にしたんだろう?《とビックリして考え込んでしまいましたが、それは単なる挨拶のようなものにすぎません。悪いことをしていないのによく「すみません《や「ごめんなさい《といった言葉を口から出すことがなかなか理解できませんでした。

しばらくすると、そういう言葉は、実は日常生活の中で潤滑油のようなもので、お互いにスムーズに生活を送れるような生活の知恵とも言うべきものなのだと分かってきました。

日本と中国は似ているところがあるにもかかわらず、違うところもあります。私は両国の間で、共にますます発展していく友好の架け橋となりたいです。それを目指して頑張ります。

 

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