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国際理解、国際協力のための各種コンテスト
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最優秀作品【中学生作文コンテスト】(2007年度)

〜最優秀(県知事賞)〜
「地球に平和が訪れる日を目指して」
山口市立小郡中学校二年 光永 祐子(みつなが ゆうこ)さん
 私が、平和について考えるようになったのは、小学校六年生のときに広島へ修学旅行に行ったときからです。
 そして、昨年も今年も夏休みに母と一緒に、平和の旅に広島へ行きました。
 今回のコースは、被爆地から少し離れた、旧日本銀行広島支店と、袋町小学校に行きました。
 旧日本銀行では、部屋の中にガラスの破片が飛び散った傷跡が残っていました。袋町小学校の救護室には、割れたドアや窓があったり、被爆の悲惨さを目の当たりにすることができました。また、町のあちこちに被爆樹木がありました。この被爆樹木は、被爆に遭っても生き続けています。そう考えると、木々も一生懸命に生きようとしている姿がすばらしいなと思いました。
 また、被爆者の証言を聞いたりして、戦争の悲惨さを知り、絶対に戦争をしてはいけないなと改めて感じました。
 二度と戦争はいけない、絶対に核兵器を作ってはいけないということを、これからどんどん訴えていかなければいけないなと思いました。戦争反対、核兵器反対をモットーに生活していかなければいけないなと思います。
 今でも、世界中のどこかで戦争をして、苦しんでいる人達がたくさんいます。
 戦争をして何が楽しいのですか?、戦争をして何が解決するのですか?など、たくさんの疑問が頭の中に浮かんできます。
 今、私達は幸せです。食べ物はあるし、水は飲めるし、何不自由のない生活をしています。しかし、この世の中には、水もなく、食べ物もなく死んでいく人がたくさんいます。この人達は、川の水が飲めません。水を飲むためには、水に薬を入れます。この水は、普通に自然の水を飲んでいる人は、飲めないと思います。私は、この水を飲んで、私達が飲んでいる自然の水を贈りたいなと思いました。私達は、自然の水が飲めることを、感謝しなければいけません。水に入れる薬を使うためにも、たくさんのお金が必要です。
 同じ人間なのに、どうしてこんなにも苦しむ人がいたり、戦争を平気で行ったりする人がいるのでしょうか。
 戦争を絶対にしてはいけないことを、人間誰しも知っているはずです。そういうことを分かっていて、戦争をするのでしょうか。
 私は、そのようなことをする人は、弱い人間だと思います。戦争をすることによって、傷つく人がいるということが、分からないのでしょうか。
 このような戦争は、なくさなければなりません。そのためには、世界中の人々が、手を取り合って、協力しなければなりません。戦争を知らない子どもたちという歌があるように、私達は戦争を知らずに大人になっていきます。戦争の悲惨さを風化されないように、平和を語り継いでいくことが、私達の唯一できる役目だと思います。
 そして、私達が、平和を祈って作った折りづるは、旧日本銀行に保管されていました。つるの一羽一羽から、ひとり一人の平和への願いを感じ取ることができました。
 NO MORE 広島!!
 NO MORE 長崎!!
 NO MORE 核兵器!!
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