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私は、八月にイタリアのシチリア島にあるカターニャから来ました。私は、十二歳になるころには日本に行ってみたいと思うようになりました。そして、十四歳の時には本格的に日本語を学び始めました。
毎日、見たり経験することは、私にとって素晴らしい新しい世界です。でも、私は全てを知ることができません。もっともっと知りたいですが、今はまだできません。
今までたくさんの人達に会いました。日本での家族・学校の友達、初めての時は言葉が違いました。でも、すぐにみんな分かってくれました。言葉は全部ではありません。むずかしいですが、目と声、触れること、心は関係を作るのだと思います。
日本人は地球の呼吸・声を聴いて気持ちを書きます。侍の原則・座禅を思います。そのような、日本の文学が大好きです。
日本の代表的なおとぎ話である「桃太郎」「浦島太郎」「かぐや姫」、きつねや天狗が出てくるお話を見ることができました。内容におどろきや不思議さを感じました。
また、広島や長崎について書かれたもの、村上春樹氏の著作などを読みました。日本のことを知り、理解する手立てとなります。ただ、イタリアで想像していた日本のイメージと、日本に来て感じたものは違いました。
私は、まだ、日本で着物を着ている人と会いません。着物は日本の優雅さを見せてくれます。イタリアで芸者・舞妓を知り、私はその人たちの想い・精神を想像しました。私も人の心を分かりたい、もっと私自身の気持ちを知る事で、他人を思うことができます。
みんなは笑顔で「おはよう」「ありがとう」「気を付けて」を言います。毎回、私は嬉しいです。人は人の幸せが欲しいと、心から言葉がでます。
日本に滞在する間に是非、素晴らしい日本の文化に触れ、美しい日本の自然を見たいと思っています。そして、日本でたくさんの満足を持ちたいです。
ご清聴ありがとうございました。
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