皆さんこんにちは!私の吊前は津田レアンドロエイジです。私は26歳でブラジルから来た日系3世です。
私が話したいことは皆さんに興味があるかどうか分かりませんが、この素晴らしい国、日本で私が経験し、見て、感じた事を要約して話したいと思います。
最初に、日本では麺を食べる時、普通に音をたてます。ブラジルでは、それは失礼な事になります。ブラジル人は、麺のことを何も分かってない!と私は思います。他には、ブラジルではお風呂に浸かる習慣がありません。仕事で疲れて帰った後、温かいお風呂に入るとリラックスして疲れが取れるので、この習慣がブラジルにないのは、非常に残念です。私はブラジルに帰ったら、家族・友達に薦めます。
それから、トイレも異なります。和式トイレを初めて見た時、どうしたらいいか真剣に悩みました。でも今は、この場で話す話題ではないかもしれませんね。日本と比べてブラジルの良い所もあります。仕事で敬語を使う必要がありません。ブラジルでも丁寧に話しますが、日本と比べるととてもシンプルです。日本の敬語はとても難しいですね。舌がまわらなくなります。
次は文化の違いについてお話します。ブラジル人はサッカー、日本人は野球の熱狂的なファンが多いです。私が最も注目している文化の違いはHUGです。私達ブラジル人はいろんな時にHUGをします。なぐさめたい時、嬉しい時、楽しい時、サッカーで点が入った時、家族・友達といる時。。。全てがHUGの理由になります。日本は、人前ではほとんど愛情表現をしません。しかし、私はこの事を含めて文化価値であると理解します。
ブラジル人はのん気で気にしない性格なので、何事も“明日する”という考えを持って日々過ごしています。日本ではあり得ない事かもしれませんが、ブラジルでは仕事であれ、遊びであれ、時間を気にしません。
例えば、上司がやってきて”急ぎの仕事がある、お願いします”と言われたら、部下はこのように答えます”はい!わかりました!明日やります!”
これが良いか悪いかは分かりませんが、とても面白いと思います。
ちなみに、私は日本で時間厳守を学びました。
お互いの国の価値観について家族を大事にする所がとても似ていると思います。ほとんどの場合、親は子供の将来を心配し、より良い将来になるよう導き、投資します。また、子供は親の期待に答えるべく努力します。違う所は、ブラジルは今でも大家族である事です。例えば、兄弟が10人、おばが30人、いとこが50人。。。OK!大げさに言いました。しかし、これに似たようなものです。
両国の人達は、優しく、礼儀正しく、敏感でとても創造力があります。しかし、自分以外の人を尊重している所が日本はブラジルより優れていると私は思います。私は日々、日本の人達に囲まれて感銘を受けています。両国の人々が自分たちの夢を貫くために、熱心に働いていると私は確信しています。両国は、思想・仕事・遊びなどそれぞれのスタイルを持っています。
しかし、私はお互いの文化を補うことで、今まで以上に良い将来を作る事ができると確信しています。日本の人たちは私にとても親切で優しいです。私はすごく感謝しています。このような強烈な経験を、日本の人たちにも私の国の文化を伝えることで経験してほしい。この経験は一期一会!ありがとうございました。
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