中国人と日本人は同じアジア人で、隣人である。しかし、文化や習慣は違う。ここでは、食事のマナーや習慣について比較する。
着席するとき、中日両国にもルールをもっている。しかし、中国では、もっと長老者を重視している。日本のルールではもっと目上の人を重視している。
食事のとき、日本では皆で「いただきます《と言う。それから一緒に食事を始める。そして、食事の終わりに「ごちそうさまでした《と言う。しかし、中国ではどちらの言葉も言わない。
ご飯を食べるとき、中国でも日本でも箸を使う。そしてどちらの国でも箸をご飯に刺してはいけない。このマナーは同じである。しかし、箸を置くとき、中国では30センチぐらいの長い箸を縦に置くが、日本では20センチぐらいの短い箸を横向きに置く。
料理を取るとき、中国では、取り箸と公共スプーンで、お皿の料理に自分の一番近くの周りから中心へ、適当な料理を取って、自分のお皿に置く。しかし、日本では、一般的に一人前の食事が多くて、ひとつのお皿に何種類の料理が揃っている。そのとき、料理のバランスと盛り付けを崩しないように取って、自分のお椀に置く。
麺類を食べているとき、中国では音を立ててはいけない。しかし、日本では音を立てて食べてもいい。その音には「おいしい《の意味があるからである。
また、中国で「乾杯《と言ったとき、その人はお酒をぜんぶ飲まなくてはいけない。それがこの言葉の意味だからである。しかし、日本ではぜんぶは飲まなくてもいい。日本では「乾杯《は「みんなで一緒にお酒を飲みましょう《の意味だからである。
では、魚やくだものを食べたとき、骨や皮はどこに置くか。中国では、テーブルの上に置いてもいい。しかし、日本ではしてはいけない。日本では、自分の皿の隅か、専用の皿に置く。
ごちそうになったとき、中国では料理を少し残す。それが、「おなかがいっぱいになった《の意味になるからである。しかし日本では、これは「この料理はまずい《「この料理は好きではない《の意味になる。
そのほか、中国のデパートのフードコーナーなどでで食事をするとき、食器はそのままテーブルにおいて、スタッフが片付けしてくれる。しかし、日本で専門店以外のフードコーナーで食べ終わった後、自分で片付けして、食器を戻す。
このように、中国と日本では、食事のマナーや習慣にいろいろな違いがあるから、食事をするときはお互いに気をつけましょう!
|